【創作】SEが孫子の兵法を使いこなしたら無敵になった件(第1章:計略 – プロジェクト計画の戦略)

システムエンジニア
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あらすじ:
平凡な30代のシステムエンジニア たかし が、ブックオフで何気なく見かけて買った『孫子の兵法』の本。
家で読んでいると孫子の兵法を教えてくれる謎のマスコット「そんしくん」が現れ、 たかし の様々な問題に孫子の兵法を使って解決に導いてくれるのであった。
そしてなぜかそんしくんはシステムエンジニアリングに詳しい。。。

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2. 第1章:計略 – プロジェクト計画の戦略

 たかしは、新しいプロジェクトのリーダーに任命された。
しかし、メンバーは経験の浅い新人ばかりで、クライアントは要求が多くて厳しい。
どうやってプロジェクトを成功させることができるのだろうか。

そんなとき、そんしくんが現れて言った。
「孫子曰く、兵は詭道なり。故に能く敵を動かす者は利に誘之、能く敵を止める者は害に威之。」

 そんしくんは、プロジェクト計画の戦略として、孫子の兵法の第一篇「計略」を教えてくれた。
「計略とは、戦争における五つの要素(道・天・地・将・法)を分析し、自分の強みと弱み、敵の強みと弱みを把握することだよ。
そうすれば、勝敗の見通しが立ち、有利な状況を作り出すことができるんだよ。」

 たかしは、そんしくんのアドバイスに従って、プロジェクトに関する情報を集めた。
自分のチームの能力やスキル、クライアントのニーズや期待、競合他社の動向や技術、市場の状況やトレンドなどを調べて整理した。
そして、それらを比較して、自分たちの優位性や劣位性、機会や脅威を明確にした。

 その結果、たかしは次のような戦略を立てた。

・自分たちの強みは、新人だからこそ持つ柔軟性や創造性を活かすこと。
・自分たちの弱みは、経験や知識が不足していることを補うこと。
・敵の強みは、実績や信頼があることに対抗すること。
・敵の弱みは、既存の方法に固執していることを突くこと。
・機会は、クライアントが求める革新的なソリューションを提供すること。
・脅威は、納期や品質に問題が生じないようにすること。

 このようにして、たかしはプロジェクト計画の戦略を策定した。

しかし、それだけでは十分ではない。
次に必要なのは、「作戦」である。
作戦とは、戦略を実行するための具体的な方法や手段である。
そんしくんは、孫子の兵法の第二篇「作戦」を教えてくれるだろうか?
(続く)

続きはこちら
【創作】SEが孫子の兵法を使いこなしたら無敵になった件(第2章:作戦 – タスク管理の戦術)

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