あなたは本番作業で最後の手順でEnterキーを叩く時に祈りますか?

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こんにちは、皆さん。
今日は、私たちがよく経験するある現象についてお話ししたいと思います。
それは、システムの公開や、システムの変更などの本番作業(一般ユーザーへの公開)で
最後の手順でEnterキーを叩いたり、ボタンをクリックした時に
「よろしくお願いします!!」「どうかうまくいってくれ!!」と祈ることです。
あなたは、このようなことをしたことがありますか?

イメージとしては、映画「サマーウォーズ」の終盤ので健二が答えを入力し「よろしくお願いしまあああああす!」とEnterキーを叩くシーンがあります。あんな感じです。

私は、システムエンジニアとして働いていますが、本番作業はいつも緊張します。

設計したり、コードを書くのは楽しいですが、それを実際に動かすのは別の話です。

テスト環境では問題なく動いていたコードが、本番環境では何かしらのエラーを起こす可能性があります。
いや、SEあるあるで、テストではすごい順調に動いていたものが本番環境では動かない、またはユーザー操作でエラーがでたり、なんてことは割とよくあります。(その場合、作業前の状態に戻して再調査、再テストとなり工数超過で大変な目にあいます。。。)
テスト環境と本番環境では、ネットワーク、通信経路、サーバーの状態、クライアントの状態、ユーザーの状態などなど、色々な環境差異があると思います。
本番作業後の動作不良からテスト環境の他チームのミスが発覚したこともあります。

そんなときに、私は心の中で「頼む!お願い、正常に動いてくれ!!」と祈ります。
「うまく動いてくれ!!いけー!!」と、もう声に出しているときもあります。

もちろん、祈るだけではダメです。
事前に十分なテストやバックアップを行うことが大切です。
しかし、それでも不安な気持ちは消えません。

私だけではないと思います。
多くの人が、本番作業で最後の手順でEnterキーを叩いたり、ボタンをクリックした時に祈るのではないでしょうか?
それは、私たちが自分の作ったものに対して責任を感じているからです。
それは、私たちが自分の作ったものに対して愛着を持っているからです。
それは、私たちが自分の作ったものに対して期待を持っているからです。

本番作業で最後のEnterキーを叩いたり、ボタンをクリックした時に祈ることは、恥ずかしいことではありません。
それは、私たちが人間であることの証です。
それは、私たちが仕事に情熱を持っていることの証です。
それは、私たちが成長しようとすることの証です。

だから、これからも本番作業で最後のEnterキーを叩いたり、ボタンをクリックした時に祈りましょう。
そして、その結果に喜びましょう。

もし失敗したら、悲しみましょう。
バックアップからもとに戻しましょう。原状復帰しましょう。
そして、次に挑戦しましょう。
またバグや問題点を調査し対応しテストからやり直しです。

私たちは、祈りながら前進していくのです(笑)
何に祈っているのか?と聞かれると困りますが。。。

以上
理論的には祈る、祈らないに関係なく成功するときはすべくして成功するし、失敗するときには何かしらの原因があるはずだと思いますが、最後には祈るしか出来ませんよね??

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