コミュ障で打たれ弱い私がSEを23年続けられたコツ

システムエンジニア
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はじめに

こんにちは、SE歴23年のコミュ障です。
今日は、私がどうやってこんなに長くSEの仕事を続けられたのか、そのコツをお話ししたいと思います。

まず、私は自分がコミュ障であることを認めています。
人と話すのが苦手で、特に初対面の人や上司やクライアントとのやりとりには緊張します。
自分の意見を言うのも難しく、相手の機嫌を伺ってばかりです。
また、打たれ弱いというのは、ちょっとした批判や失敗にも落ち込んでしまうということです。
自分に自信がなく、常に不安や後悔に悩まされています。

そんな私が、なぜSEという仕事を選んだのかというと、
前職はCADで製図を書いていました。
CADをカスタマイズしたりスクリプトを書いたりしているうちにITのことをもっと知りたくなり勉強をしていました。
また、当時は建築系の仕事をしていたため、経験を積んで建築士の資格をとって建築へ進むか、
SEになるかの進路に悩んでいました。
悩んだ末、SEは主にパソコンやサーバーと向き合う仕事だと思っていたので、人と関わる必要が少ないと考え、未経験者OKの求人に目が留まり、SEとして転職しました。

しかし、実際にSEになってみると、私の想像とはかけ離れていました。
SEはパソコンだけでなく、人ともたくさん関わる仕事でした。

クライアントから要件を聞いたり、提案したり、報告したりすることが多くあります。

また、チームで開発する場合は、メンバーやリーダーとコミュニケーションを取ったり、協力したりすることが必要です。
さらに、システム開発はトラブルや変更が起こりやすく、それに対応するためには柔軟性や忍耐力が求められます。

私は最初から最後まで苦労しました。

クライアントから要件を聞くときは、相手の話を理解できずに何度も確認したり、自分の質問が的外れだったりしました。
提案するときは、自分の考えを上手く伝えられずに相手に不信感を持たれたり、お客様の提案に負けてしまったりしました。
報告するときは、進捗状況や問題点を明確に説明できずに上司やクライアントから怒られたりしました。
チームで開発するときは、メンバーやリーダーとの連携がうまくいかずに作業が遅れたり、バグが発生したりしました。
トラブルや変更が起こるときは、対処方法や責任の所在が分からずにパニックになったりしました。

このように、私はコミュ障なので、人と話すのが苦手ですし、クライアントからのクレームや指摘にも敏感に反応してしまいます。
それでもSEとしてやっていける自信があります。
次の4つのコツで対策しているからです。

  1. 自分の得意な分野を見つける
  2. チームワークを大切にする
  3. ユーモアを忘れない
  4. 一人でいられる時間、場所を作る

1. 自分の得意な分野を見つける

まず、自分の得意な分野を見つけるということです。

SEは色々な技術や知識が必要ですが、それらを全部マスターするのは無理です。
だから、自分が得意な分野や興味のある分野に集中して、そこで力を発揮するようにしましょう。

例えば、私は構築やトラブル解決や課題解決が好きで得意なので、構築やトラブル解決や課題解決に関わる技術的な仕事をメインにしています。Windows系ならなんでも得意です。
逆に、設計や要件定義などは苦手なので、できるだけ避けています。

もちろん、仕事は選べないこともありますが、自分の強みを活かせる場面を探して、そこで自信を持って仕事をすることが大切です。

2. チームワークを大切にする

次に、チームワークを大切にするということです。

SEは一人で仕事をすることはほとんどありません。
プロジェクトには色々な役割やスキルの人が関わっています。

だから、コミュ障でも他のメンバーと協力して仕事を進めることが必要です。
例えば、私は先ほど言ったように設計や要件定義が苦手なので、その部分は他のメンバーに任せています。
その代わり、私は構築やトラブル解決や課題解決で貢献しています。

また、人と話すのが苦手なので、メールやチャット(Teamsなど)などのコミュニケーションツールを大活用しています。
もちろん、顔を合わせて話すことも必要ですが、それだけではなく、他の方法でも情報共有や連絡ができるようにしましょう。

私は各種報告、進捗状況、トラブル発生・解消など、こまめに各担当者にチャットを入れています。
顔を合わせて直接話すよりもメール、チャットのほうが、文章を書いてそれを1度見直して修正などできるので重宝しています。
内容が伝わらず直接聞きに来られないように(笑)、簡潔にわかりやすく要点を網羅した文章で送るようにしています。

3. ユーモアを忘れない

次に、ユーモアを忘れないということです。
SEの仕事は厳しいことも多く、ストレスやプレッシャーもかかります。

そんなときには、笑いを取り入れることで気分転換やリラックスができます
例えば、私は自分のコミュ障や打たれ弱さをネタにして笑い飛ばすことがあります。

また、クライアントや上司からのクレームや指摘にも笑顔で対応することで、相手の怒りや不満を和らげることができます。
もちろん、場合によっては真剣に対応する必要もありますが、常に真面目すぎると疲れてしまいます。

時には笑って楽しく仕事をすることも大切です。
ただ無理をする必要はありません。コミュ障ですから。自分に余裕があれば笑顔も出てきます。逆に笑顔でいられるように余裕を持った仕事をしましょう。

4. 一人でいられる時間、場所を作る

最後に、一人でいられる時間、場所を作るということです。

仕事上、人とコミュケーションをとる必要が多いので直接会って話をしていなくとも
チャットやメールのやり取りでもコミュ障だと結構疲れますよね。
私もある特定の人たちとコミュニケーションをとると、それがチャットでもメールでもどっと疲れます。
頭の中がぐるぐるです。

やり取りが一段落したらデスクを離れて、外の空気を吸いに行ったり(公園や森林が近所にあれば最高です)、ストレッチをしたりして
頭の中と、心を落ち着かせましょう。深呼吸もしっかりとして。
一人でいられる時間も大事です。

どうしても逃げ場がない場合は、トイレの個室の入って、思いっきり、だらけてください。
顔もだらーっと手も足もだらーっとしてみましょう。誰も見ていないのでいろいろな変顔をしてもよいですね。

まとめ

以上が私がコミュ障で打たれ弱いのにSEを23年続けられたコツです。
もし、あなたも同じような悩みを持っているなら、ぜひ参考にしてみてください。
私はまだまだSEとして成長したいと思っていますが、コミュ障や打たれ弱さも自分の一部だと思って、それの対策をしています。
一緒に頑張りましょう!

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