Windowsバッチファイルで楽をする:IF, ELSE IF, とGOTOの使用方法

Windows
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バッチファイルは、Windows環境での自動化タスクに非常に役立つツールです。
Windows11でもバリバリ現役で動かすことができます。
この記事では、バッチスクリプト内での条件分岐の基本的な書き方と、その応用例について初心者にもわかりやすく解説します。

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Windowsでのバッチの位置付け

バッチファイル(.bat)は、一連のコマンドを記述し、それを一度に実行するためのスクリプトファイルです。
これにより、繰り返し行う作業を自動化し、効率化を図ることができます。
特に、システム管理や日々のルーチンワークを簡単にするために使用されます。

バッチでのIF文の書き方

IF文は、条件に応じて異なるコマンドを実行するために使用されます。
基本的な構文は以下の通りです。

IF 条件式 (
    コマンド
) ELSE (
    コマンド
)

例えば、あるファイルが存在するかどうかをチェックするには、以下のように書きます。

IF EXIST "ファイルパス" (
    ECHO ファイルが存在します。
) ELSE (
    ECHO ファイルが存在しません。
)

バッチでのIF…ELSE…の書き方

IF…ELSE…構文は、2つの異なるコマンドのうち、条件に合致するものを実行します。
例を見てみましょう。

IF %変数% == 1 (
    ECHO 変数は1です。
) ELSE (
    ECHO 変数は1ではありません。
)

バッチでのIF…ELSE IF…の書き方

複数の条件をチェックする場合は、ELSE IFを使用します。
以下に例を示します。

IF %変数% == 1 (
    ECHO 変数は1です。
) ELSE IF %変数% == 2 (
    ECHO 変数は2です。
) ELSE (
    ECHO 変数は1でも2でもありません。
)

バッチでのIF…GOTOの書き方

GOTO文は、スクリプト内の特定のラベルにジャンプするために使用されます。
IF文と組み合わせることで、より複雑なフロー制御を実現できます。以下に例を示します。

IF %変数% == 1 GOTO ラベル1
IF %変数% == 2 GOTO ラベル2

:ラベル1
ECHO 変数は1です。
GOTO 終了

:ラベル2
ECHO 変数は2です。
GOTO 終了

:終了

まとめ

バッチスクリプトは、Windowsでの作業を自動化する強力なツールです。
IF, ELSE IF, そしてGOTOを駆使することで、条件に応じた柔軟なスクリプトを作成することが可能です。
この記事が、バッチスクリプトの基本を理解し、実際に使ってみるきっかけになれば幸いです。
実際に手を動かしながら、さまざまな条件分岐を試してみてください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう!

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