バッチファイルは、Windowsオペレーティングシステムで一連のコマンドを自動化するためのスクリプトです。
これらは、繰り返し行う作業を簡単にするために非常に役立ちます。
この記事では、バッチファイルの基本的な概念と、dir
コマンドを使用してファイルの一覧を取得し、それを応用する方法について説明します。
バッチファイルとは?
バッチファイル(またはバッチスクリプト)は、.bat
拡張子を持つテキストファイルで、Windowsコマンドプロンプトで実行される一連のコマンドを含んでいます。
これらのファイルは、手動で一つ一つコマンドを入力する代わりに、複数のコマンドを一度に実行するために使用されます。
dirコマンドとは?
dir
コマンドは、ディレクトリの内容を表示するために使用されるコマンドです。
これにより、現在のディレクトリまたは指定したディレクトリ内のファイルとサブディレクトリの一覧を取得できます。
基本的なdirコマンドの使用法
以下は、dir
コマンドの基本的な使用法を示すバッチファイルの例です。
@echo off
dir
pause
このバッチファイルを実行すると、ユーザーは現在のディレクトリの内容を見ることができます。@echo off
は、実行中にコマンド自体が表示されないようにするためのもので、pause
はユーザーが結果を確認できるようにするためにコマンドプロンプトを開いたままにします。
dirコマンドの応用例
特定の拡張子を持つファイルをリストアップするバッチファイル
dir
コマンドは、さまざまなオプションと組み合わせて使用することで、より詳細な情報を得たり、特定のタイプのファイルを検索したりすることができます。
以下のバッチファイルは、.txt
拡張子を持つファイルのみをC:\Work
配下のすべてのフォルダからリストアップし、テキストファイルに出力します。
@echo off
dir /s /a:-D C:\Work\*.txt >>files.txt
pause
/s
指定したフォルダおよびそのサブフォルダのすべてのファイルを対象にします。/a:-D
属性がディレクトリ以外を表示します。>>files.txt
結果をfiles.txtにリダイレクトします。>
のみだと結果を上書きしますが、>>
とすることでfiles.txtが既に存在する場合は追記していきます。
これは、大量のファイルの中から特定のタイプのファイルを探すときに便利です。
指定したフォルダ配下のフォルダサイズの一覧を出力するバッチファイル
Windowsでフォルダサイズを一覧表示するバッチファイルの作成は、ディレクトリ管理を効率化し、ストレージの使用状況を把握するのに役立ちます。
以下は、指定したフォルダ配下の各フォルダのサイズを出力する簡単なバッチファイルの例です。
@echo off
setlocal enabledelayedexpansion
set FOLDER_PATH=%1
if "%FOLDER_PATH%"=="" (
echo Usage: %0 [Folder Path]
exit /b
)
for /d %%D in ("%FOLDER_PATH%\*") do (
set FOLDER_SIZE=0
for /f "usebackq tokens=3" %%S in (`dir /s /-c "%%D" ^| find "個のファイル"`) do (
set FOLDER_SIZE=%%S
)
echo %%D - !FOLDER_SIZE! bytes
)
endlocal
このバッチファイルは、コマンドプロンプトから実行することができ、第一引数に指定したフォルダ配下の各フォルダのサイズをバイト単位で出力します。
使用方法は、バッチファイルを保存した後、コマンドプロンプトで以下のように入力します。
> FolderSize.bat "C:\指定したいフォルダのパス"
これにより、指定したフォルダ配下の各フォルダのサイズが一覧表示されます。
このバッチファイルは、特に大きなフォルダ構造を持つ場合や、どのフォルダが多くのスペースを占めているかを素早く確認したい場合に便利です。
まとめ
バッチファイルは、日々の作業を自動化し、効率を向上させる強力なツールです。dir
コマンドを使用することで、ファイルの管理と操作が容易になります。
この記事が、Windowsでのバッチファイル作成の入門として役立つことを願っています。
バッチファイル作成に関するさらなる情報や応用例については、今後の記事で詳しく解説していきますので、ご期待ください。
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