Windowsバッチファイルで楽をする:Windows 11の標準機能でVPNを新規作成、接続、切断するバッチ

Windows
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VPN接続とは?

VPN接続とは、Virtual Private Networkの略で、インターネット上で公開されているネットワークを使用しながら、プライベートなネットワークを構築する技術です。
これにより、遠隔地からでも安全に社内ネットワークなどにアクセスすることが可能になります。

Windows 11の標準機能で新規VPN接続を作成するバッチ

Windows 11では、VPN接続を新規に作成することもバッチファイルを使用して自動化することが可能です。
以下は新規VPN接続を作成するためのバッチファイルのサンプルです。

@echo off
set "VPN_NAME=新規VPN接続名"
set "SERVER_ADDRESS=vpn.example.com"
set "VPN_TYPE=IKEv2"
set "USERNAME=ユーザー名"
set "PASSWORD=パスワード"

netsh interface teredo set state disabled
rasdial %VPN_NAME% /DISCONNECT
rasdial %VPN_NAME% %USERNAME% %PASSWORD%

if %errorlevel% == 623 goto Create
goto End

:Create
netsh interface teredo set state type=default
rasphone -a %VPN_NAME% -p %SERVER_ADDRESS% -t %VPN_TYPE%
rasdial %VPN_NAME% %USERNAME% %PASSWORD%

:End

このバッチファイルは、指定した情報を使用して新規のVPN接続を作成し、接続を試みます。接続名、サーバーアドレス、VPNの種類、ユーザー名、パスワードは、実際の情報に置き換えてください。

Windowsの標準機能でVPN接続するバッチのサンプル

Windows 11では、VPN接続を簡単に設定し、バッチファイルを使用して接続・切断を自動化することができます。
以下はVPN接続を行うためのバッチファイルのサンプルです。

@echo off
rasdial "VPN接続名" "ユーザー名" "パスワード"

このバッチファイルを実行すると、指定したVPN接続名でVPNに接続を試みます。
ユーザー名とパスワードは、VPNの設定時に指定したものを使用してください。

Windowsの標準機能でVPN切断するバッチのサンプル

VPNの切断も同様にバッチファイルを使用して自動化できます。
以下はそのサンプルです。

@echo off
rasdial "VPN接続名" /DISCONNECT

このコマンドを実行すると、アクティブなVPN接続が切断されます。

注意

  • バッチファイルにはユーザー名やパスワードなどの機密情報が含まれる場合があります。
    これらの情報はセキュリティの観点から、安全に管理する必要があります。
  • VPN接続には、接続先のサーバー情報が正確であることが必要です。設定に誤りがあると接続できませんので、注意してください。

まとめ

Windows 11の標準機能を利用したVPN接続のバッチファイルは、リモートワークを支える便利なツールです。
この記事で紹介したサンプルを参考に、自分の環境に合わせてカスタマイズしてみてください。
バッチファイルを使いこなすことで、作業の効率化が図れます。
安全な接続を心がけ、快適なリモートワークを実現しましょう。

免責規定

この記事で提供される情報は、一般的なガイダンスを目的としており、すべての環境やシステムでの動作を保証するものではありません。
OSのバージョンやリリースによっては、記載されているコマンドが実行できない、または異なる結果をもたらす可能性があります。
また、会社内のパソコンなど、ポリシーや権限によっては実行できない場合があります。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう!

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