Windowsバッチファイルで楽をする:Windows11で10秒待つ(sleep、スリープ)バッチファイルの作成

Windows
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バッチファイルとは

バッチファイルは、Windows環境で一連のコマンドを自動的に実行するためのスクリプトファイルです。
これにより、繰り返し行う作業を効率化し、時間を節約することができます。

echoコマンドでメッセージを表示

echoコマンドは、コンソールにメッセージを表示するために使用されます。
以下のバッチファイルは、ユーザーに歓迎メッセージを表示し、その後一時停止します。

@echo off
echo Windows11でバッチファイルを学ぶへようこそ!
pause

このコードを実行すると、「Windows11でバッチファイルを学ぶへようこそ!」というメッセージが表示され、ユーザーがキーを押すまで処理が一時停止します。

10秒待つ方法

バッチファイル内でプログラムを一定時間待機させる方法はいくつかありますが、ここでは3つの主要な方法を紹介します。

  1. timeoutコマンド:
    • timeoutコマンドは、指定した秒数だけプログラムの実行を一時停止します。
    • 以下のバッチファイルは、10秒間待機した後に処理を再開します。
    @echo off echo 処理を開始します... timeout /t 10 echo 10秒待った後、処理を再開します。
  2. waitforコマンド:
    • waitforコマンドは、指定したイベントのシグナルを待ちます。
    • 以下のバッチファイルは、ダミーのイベントを10秒間待ち、その後処理を再開します。
    @echo off echo 処理を開始します... waitfor dummy /t 10 >nul 2>&1 echo 10秒待った後、処理を再開します。
  3. powershellコマンド:
    • PowerShellのStart-Sleepコマンドを使用して、指定した秒数だけ待機することもできます。
    • 以下のバッチファイルは、10秒間待機した後に処理を再開します。
    @echo off echo 処理を開始します... powershell Start-Sleep -Seconds 10 echo 10秒待った後、処理を再開します。

これらのコマンドは、バッチファイル内での一時停止や待機に便利です。
どのコマンドを使用するかは、シナリオや環境によって異なります。

注意

  • timeoutコマンドは、ユーザーが任意のキーを押すと待機をスキップすることができます。
  • waitforコマンドは、外部からのシグナルを待つため、他のプロセスとの同期に使用できます。
  • PowerShellコマンドは、Windows PowerShellがインストールされている環境でのみ使用できます。

まとめ

Windows11でバッチファイルを使用して10秒間待機する方法は複数あります。
timeoutwaitforpowershellコマンドを使い分けることで、様々なシナリオに対応するバッチファイルを作成することができます。
これらの基本をマスターすることで、Windows環境での自動化スクリプトの作成がより容易になります。
バッチファイルの学習を始める絶好の機会ですので、ぜひこの知識を活用してください。

免責規定

この記事で提供される情報は、一般的なガイダンスを目的としており、すべての環境やシステムでの動作を保証するものではありません。
OSのバージョンやリリースによっては、記載されているコマンドが実行できない、または異なる結果をもたらす可能性があります。
また、会社内のパソコンなど、ポリシーや権限によっては実行できない場合があります。
実行には管理者権限が必要な場合が多いため、注意が必要です。
この記事の情報を使用することによって生じる問題や結果について、筆者およびサイト管理者は責任を負いません。
すべての操作は自己責任で行ってください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう!

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