Windows 11では、設定変更や自動化スクリプトを扱ううえで欠かせない PowerShell。
けれど「いちいちメニューから探すのが面倒…」という人も多いですよね。
この記事では、Windows 11で PowerShell を最速で起動する 6つの方法を紹介します。
とくに「今エクスプローラーで開いているフォルダーを、そのままカレントディレクトリにして開きたい」というときに便利な 右クリックメニュー「PowerShell ウィンドウをここで開く」 もあわせて解説します。
1. 検索バーから一瞬で起動する方法
最も簡単で汎用的な方法が、Windowsキー+S(またはタスクバーの検索アイコン)を使う方法です。
- キーボードで「Winキー」を押す
- 「powershell」と入力
- 「Enter」キーを押すだけで起動!
管理者として実行したい場合は、検索結果で「Windows PowerShell」を右クリックし「管理者として実行」を選びましょう。
2. ショートカットキーで最速起動(ファイル名を指定して実行)
Windowsキー+R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力します。
powershell
これで即座に PowerShell が起動します。
管理者権限で起動したい場合は、コマンドを入力したあとに Ctrl+Shift+Enter を押すと UAC 確認が表示され、管理者権限で実行されます。
3. エクスプローラーから今いるフォルダーで開く(右クリックメニュー)
「C:\作業用\ログ」みたいなフォルダーをエクスプローラーで開いていて、
「このフォルダーをカレントディレクトリにした状態で PowerShell を開きたい」
という場面はよくあります。
そんなとき便利なのが、エクスプローラーのコンテキストメニューにある
「PowerShell ウィンドウをここで開く」 です。
基本的な使い方(Shift+右クリック)
- エクスプローラーで目的のフォルダーを開く
- フォルダー内の「何もないところ」(空白部分)で Shiftキーを押しながら右クリック
- 表示されたメニューから 「PowerShell ウィンドウをここで開く」 をクリック
これだけで、今開いているフォルダーをカレントディレクトリにした状態で PowerShell が起動します。
※Windows 11 の環境によっては
コンテキストメニューに「ターミナルで開く」と表示される場合があります。この場合も、そのターミナル内で PowerShell をタブとして開く構成になっていることが多く、実質同じ感覚で使えます。
フォルダーアイコンから開くパターン
エクスプローラーの左側のツリービューや、デスクトップにあるフォルダーアイコンから開きたい場合も同様です。
- 対象のフォルダーアイコンを Shiftキーを押しながら右クリック
- コンテキストメニューから「PowerShell ウィンドウをここで開く」を選択
カレントディレクトリがそのフォルダーになった状態で PowerShell が開きます。
こんな場面で便利
- ログ収集用フォルダーで
Get-ChildItemやSelect-Stringを実行したい - バックアップ用のスクリプトを、そのフォルダーをルートにしてテストしたい
- 長いパスを毎回
cdするのが面倒なとき
「とりあえずフォルダーを開いておいて、Shift+右クリック → PowerShell」という流れを覚えておくと、日々の運用作業がかなりラクになります。
4. Windows Terminalを活用して一瞬で開く
Windows 11ではデフォルトで「Windows Terminal」が導入されています。
この中から PowerShell を開くのが、いまどきの標準的なやり方です。
Win+Xキー を押すと「クイックリンクメニュー」が開くので、
「Windows Terminal」または「Windows Terminal(管理者)」を選択しましょう。
初回だけ設定を変えておけば、Terminal 起動時に自動で PowerShell が開くようにできます。
- Windows Terminal を起動
- 上部メニューから「設定」を開く
- 「既定のプロファイル」を「Windows PowerShell」に変更
これで以後、Terminal を開くだけで PowerShell がすぐ使えます。
5. タスクバーにピン留めして1クリック起動
よく使う人におすすめなのが「ピン留め」です。
- 一度 PowerShell を起動
- タスクバー上の PowerShell のアイコンを右クリック
- 「タスクバーにピン留めする」を選択
これで常にタスクバーから1クリックで起動できます。
さらに、ピン留めされたアイコンを右クリックして
「管理者として実行」を選べば、特権コマンドもすぐ実行可能です。
6. キーボードショートカットを自作して最速起動
上級者向けの裏ワザとして、独自のショートカットキーを設定する方法があります。
- デスクトップ上で右クリック → 新規作成 → ショートカット
- 場所に
powershellと入力して作成 - 作成したショートカットを右クリック → プロパティ
- 「ショートカット」タブの「ショートカットキー」欄をクリック
- キーボードで「Ctrl+Alt+P」など、好みのキーを押す
これで、いつでもキーボードだけで PowerShell を瞬時に呼び出せます。
管理者権限で開きたい場合は、同じプロパティ画面の「詳細設定」ボタンをクリックし、
「管理者として実行」にチェックを入れておきましょう。
まとめ:作業内容に合わせて「最速起動パターン」を使い分けよう
PowerShell をよく使う人は、次のように使い分けるのがおすすめです。
- とりあえず PowerShell を開きたいとき → 検索(Win+S)か「ファイル名を指定して実行(Win+R)」
- 今開いているフォルダーで作業したいとき → エクスプローラーの Shift+右クリック → 「PowerShell ウィンドウをここで開く」
- 日常的な運用・管理作業 → 「Windows Terminal(管理者)」を Win+X から起動
- 一日に何度も使うヘビーユース → タスクバーへのピン留め+自作ショートカットキー
特に「Shift+右クリック → PowerShell ウィンドウをここで開く」は、
長いパスを打たずに「今いるフォルダーからすぐ PowerShell」を実現できる便利ワザなので、覚えておいて損はありません。
環境構築やスクリプト実行を効率化したいなら、起動スピードもこだわりたいポイント。
あなたの作業スタイルに合わせて、最速起動の方法を組み合わせてみてください。
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